皆様、いかがお過ごしでしょうか。
主務の永池です。
今シーズンのリーグ戦が終了いたしました。たくさんのOBOGの皆様、保護者の皆様、ファンの皆様の応援の下、14戦を戦い抜くことができたことを心より感謝申し上げます。皆様にお話したいことが多すぎるのですが、大会中に特に印象に残ったことを3つお伝えします。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
試合当日の様子について
本学のリーグ戦は、大阪体育大学にブザービートを決められ、2点差で敗れて開幕しました。今シーズンで1番悔しい試合を初戦で経験し、切り替えて戦おうという雰囲気を作るためにチーム一同必死でした。
その一方、最も印象に残っている試合はやはり第4節の京都産業大学戦で、今でも当日のことを鮮明に覚えています。松橋コーチが「自分の現役時代を含めても、今までで一番勝てて嬉しい試合だった」と話してくれたこと、リーグ戦期間中チームの柱となった大森主将の口から「最高」という言葉が聞けたこと、選手の保護者の方から「もっとこのチームを応援したくなった」と言っていただけたこと、全て含めて忘れられない1戦となりました。何より、チーム全員が「勝つ」ということの感覚を得ることができたのがこの試合での大きな収穫となりました。
第14節の大阪経済大学戦では、4Q終盤でベンチ入りした4回生5人がコートに立ちました。試合に勝った嬉しさと、4回生の引退がすぐそこに迫っている事実ですごく複雑な瞬間でした。
ベンチ外メンバーの活躍について
今シーズンのリーグ戦では、コート外からたくさんの選手がチームを盛り上げてくれました。特に今年の1回生は本当に全力でチームを応援してくれて、この試合の何点分が彼らの応援のおかげかといつも考えていました。大声での応援が禁止という厳しい状況の中、メガホンを叩いてアリーナを立命ムードにしてくれました。全力すぎてメガホンを破壊していたほどです。チームスポーツの難しさとして、メンバー選考があると思います。どれだけ全員が練習で頑張ってもベンチに入れるのはたった15人で、ベンチ入りを果たせなかったメンバーは悔しい気持ちを抱いているはずです。それでも今大会のように自分にできることを考えて、チームに貢献してくれたメンバーは本当に素敵だと思います。「チーム一丸となって」という言葉がよく使われますが、まさにその言葉が現実になった大会でした。
4回生について
今回のリーグ戦でチームにとって大きな役割を果たしたのは、やはり4回生であったと考えています。特に主将の大森は、普段の練習から誰よりも声を出してチームを盛り上げてくれました。プレータイムこそ少ないものの、必ず大森はベンチに必要な存在で、チームの精神的支柱でした。もう1つ嬉しかったことは、インカレ出場への道が絶たれたあとの4回生の姿勢です。第10節の龍谷大学戦での負けをもって、本学のインカレ出場は叶わぬものとなりました。目標を失ってしまった状況下で、4回生はチームに対して「インカレに出れなくても最後まで4回生は全力で戦うから、ついて来てほしい」と話してくれました。この言葉があったからこそ残りの4戦も気を抜かず戦って、入れ替え戦枠から脱却することができました。学生主体の難しいシーズンにチームを支えてくれた4回生に感謝の気持ちでいっぱいです。
最後になりましたが、OBOGの皆様、保護者の皆様、ファンの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。4回生の保護者の皆様につきましては、4年間選手を支えてくださったこと、何度も会場に足を運んでくださったこと、心より感謝申し上げます。私自身、会場で皆様とお話する時間がとても好きで、お会いできなくなるのが悲しいです。末永く当部を応援していただけると幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。今後とも当部の応援のほどよろしくお願いいたします。
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